お葬式の予備知識

  1. 1. 訃報の知らせがあったら
  2. 2. 仮通夜とは
  3. 3. 通夜、葬儀、告別式、葬式の違い
  4. 4. 通夜ぶるまい
  5. 5. 通夜の服装
  6. 6. 葬儀・告別式の服装
  7. 7. 受付マナー
  8. 8. 香典について
  9. 9. 弔電について
  10. 10. お悔やみの言葉
  11. 11. 焼香の作法(仏式)
  12. 12. 礼拝の作法(神式)
  13. 13. 献花の作法(キリスト教式)
  14. 14. 年中行事(仏式)
  15. 15. 年中行事(神式)
  16. 16. 年中行事(キリスト教)

ご供養年中行事 - 神式

神式は、霊祭と式年祭を行います。
百日祭までを霊祭、一年祭からは式年祭といいます。

翌日祭

無事に葬儀が終わったことを報告する儀式。
葬儀の翌日に、自宅の霊前、または墓地で行います。最近は、あまり行われていないようです。

十日祭

亡くなった日から10日目に行う霊祭。
仏式の初七日法要にあたります。葬儀当日に行う場合もあります。

五十日祭

亡くなった日から50日目に行う霊祭。
仏式の四十九日(忌明け)にあたるもので、この日に納骨するのが一般的です。

清祓(きよばらい)の儀と合祀(ごうし)祭

五十日祭で「清祓いの儀」を行い、忌明けの祓いと清めをします。
神棚を封じていた半紙をはずします。
次の百日祭までに、仮霊舎の祀ってあった故人の霊璽(れいじ)を先祖の霊と一緒に祀る「合祀祭」を行います。最近では、五十日祭のときに、清祓の儀とあわせて行うことが多いようです。

百日祭

亡くなった日から100日目に行う霊祭。

式年祭

仏式でいう年忌法要にあたります。
満50年目の五十年祭で弔い上げ(とむらいあげ)することが多いようです。

祭名命日からの日数・年数
翌日祭2日目
十日祭10日目
二十日祭20日目
三十日祭30日目
四十日祭40日目
五十日祭(仏式でいう忌明け)50日目
合祀祭50~100日の間
百日祭100日目
一年祭満1年目
二年祭満2年目
三年祭満3年目
五年祭満5年目
十年祭満10年目
二十年祭満20年目
三十年祭満30年目
四十年祭満40年目
五十年祭満50年目

法要に出席する際のマナー

服装

五十日祭までは喪服を着用するのが一般的です。その後、3年祭くらいまでは略式喪服が無難でしょう。それ以降の式年祭については、地味な平服で構いません。

供物

供物、または供物料として現金を包みます。
供物は、酒・鮮魚・野菜・乾物など。
供物料の目安は、故人との関係などによって違いはありますが、一般的に5000円~10000円といわれています。霊祭・式年祭後に会食が用意されている場合は、その分を考慮した額を包みます。