お葬式の予備知識

  1. 1. 訃報の知らせがあったら
  2. 2. 仮通夜とは
  3. 3. 通夜、葬儀、告別式、葬式の違い
  4. 4. 通夜ぶるまい
  5. 5. 通夜の服装
  6. 6. 葬儀・告別式の服装
  7. 7. 受付マナー
  8. 8. 香典について
  9. 9. 弔電について
  10. 10. お悔やみの言葉
  11. 11. 焼香の作法(仏式)
  12. 12. 礼拝の作法(神式)
  13. 13. 献花の作法(キリスト教式)
  14. 14. 年中行事(仏式)
  15. 15. 年中行事(神式)
  16. 16. 年中行事(キリスト教)

弔電の書き方/送り方

弔電は、通夜・葬儀(告別式)に参列できない時に送ります。また、会社関係、職場などで弔電を打つこともあります。
できるだけ早めに、遅くとも葬儀(告別式)の3時間前までに届くように送ります。
弔電の送り先は、葬儀が自宅で営まれる喪家に送ります。もし斎場などで営まれるなら、その斎場に送ります。

弔電の宛名・あて先は喪主あてにします。喪主の名前がわからない場合は、下記のように故人のフルネームを書きます。

  • 「故○○○○様 ご遺族様」
  • 「故○○○○様 遺族ご一同様」

弔電の文中では、喪主と故人との続柄について、通常の呼び方でなく敬称を用います。

  • 父=ご尊父様、お父様、お父上(様)
  • 母=ご母堂様、お母様、お母上(様)
  • 夫=ご主人様、ご夫君様
  • 妻=奥様、奥方様、ご令室様、ご令閨(れいけい)様
  • 祖父・祖母=ご祖父様、ご祖母様など

喪主がわからない場合は、「故○○○○様」とします。

また文中では、忌み言葉(いみことば)や直接的な死の表現は使用しないのがマナーです。

  • 直接的な言葉「死亡」「死去」
  • 不幸が重なることを連想させる言葉「重ね重ね」「重なる」「また「またまた」「再び」「たびたび」「再三」
  • 亡くなった方の不幸を連想させる言葉「九」「苦しむ」「迷う」 「浮かばれない」
  • その他「いよいよ」「とんだこと」
  • 大げさな表現も避ける
  • キリスト教の弔電に使わない言葉「成仏をお祈りします」「仏」「あの世」「供養」「冥福」