お葬式の予備知識

  1. 1. 訃報の知らせがあったら
  2. 2. 仮通夜とは
  3. 3. 通夜、葬儀、告別式、葬式の違い
  4. 4. 通夜ぶるまい
  5. 5. 通夜の服装
  6. 6. 葬儀・告別式の服装
  7. 7. 受付マナー
  8. 8. 香典について
  9. 9. 弔電について
  10. 10. お悔やみの言葉
  11. 11. 焼香の作法(仏式)
  12. 12. 礼拝の作法(神式)
  13. 13. 献花の作法(キリスト教式)
  14. 14. 年中行事(仏式)
  15. 15. 年中行事(神式)
  16. 16. 年中行事(キリスト教)

礼拝の作法(手水の儀・玉串奉奠) - 神式

手水(ちょうず)の儀とは

手水(ちょうず)の儀は、通夜や葬儀・告別式の前に参列者の心身を清めるために行います。

手水(ちょうず)の儀の仕方
  1. 桶に入れた水(御神水)を柄杓(ひしゃく)ですくい、3回に分けて使います。
  2. 左手、右手の順に柄杓(ひしゃく)で水をかけ、最後、左手で受けた水で口をすすぎます。
  3. 終わったら、用意された懐紙(かいし)で口元や手をふきます。

玉串奉奠(たまぐしほうてん)とは

玉串奉天(たまぐしほうてん)は、仏式の焼香にあたるもので、通夜や葬儀・告別式に行われます。
玉串とは、榊の枝に四手という紙片を下げたもので、神の霊が宿るとされてきました。
参拝者は、これを祭壇に捧げ、故人の冥福を祈ります。

玉串奉奠(たまぐしほうてん)の仕方
  1. 祭壇に進み、遺族に一礼します。
  2. 神官の前に進み出て、一礼してから両手で玉串を受け取ります。
  3. 右手は、玉串の根元を上から包むように、左手は、枝先の下に添えるようにして持ちます。
  4. 玉串案(玉串をのせる台)の前まで進み、祭壇に向いて一礼します。
  5. それから、右手で持っている根元を手前にして玉串を縦にします。
  6. 次に、根元を左手に持ち替え、根元が祭壇に向くよう右回りに半回転させます。
  7. 根元を祭壇に向けたまま玉串案(玉串をのせる台)に置きます。
  8. 正面を向いた状態で1歩下がり、二礼して柏手を2回打ちます。このときの柏手は、忍手(しのびて)といって、音を立てずに打ちます。
  9. 再度、遺影に一礼し、神官や遺族に一礼して席に戻ります。